新城ラリーは愛知県新城市で２００４年から行われており、全日本ラリー選手権を締めくくる最終戦として開催されています。
２０１３年から愛知県とトヨタ自動車が本格的支援に乗り出し、県営新城総合公園にメイン会場に移した事で集客力においては昨年度、観戦者数４８.０００人と日本最大級のラリーイベントに成長しました。
元々は内閣府認定のＤＯＳ（Do Outdoor Sports）地域再生プランとして、行政（新城市）が全面バックアップしている全国的にも珍しいラリーイベントで、競技車両の走りを堪能するだけでなく、イベント会場内に特設されたコースでラリーカーによるデモランも行われています。近年は行政、警察、市民組織、自動車メーカーやグループ企業のラリーに対する理解と協力の輪が少しずつ広がり、今では愛知県を代表するスポーツイベントとして広く認知されるまでになりました。
イベントパークには歴代のラリーカーや自衛隊の装甲車や警察車両の展示の他に、地元食材を使った飲食ブースも充実していて、小さな子供や奥さんを含む家族連れでの観戦でも飽きのこない工夫を随所に盛り込まれていて１日中楽しめるようになっています。 レース面では、過酷なターマックステージが用意されており、路面やスピードレンジが一定では無いために最も攻略が難しいラリーとしても知られています。